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第8回介護予防キャラバンin下北開催総括

啓発部 中村正直



 通年行われている介護予防キャラバンを今回は青森県むつ市で行った。
 内容は午前10:00-12:00、参加者運動機能測定と運動指導、一般的運動方法講演会午後は介護予防の理論と実際介護予防運動のポイントと運動実技指導を行なった。参加者は午前午後のべ65名と盛況であった。今回のイベント開催の特徴として周知方法を工夫したことであろう。人口6万人程度、高齢化率24%の自治体において高齢者むけ周知を直接地域のNPO法人の活動の場に出向いて周知した。その結果参加人数が当初予定していた40-50名を超えた。来場者の大半が60-70代であり、狙った世代に集まって頂いたと考える。
 イベント開催にあたって、下北支部会員12名の協力を得、大変感謝申し上げたい。



1.会場風景 午前:来場者が予測を超えて詰めかけ、混みあった。会場が狭く感じられた。



2.午前運動方法の指導風景



3.午前:個別運動指導



4.午後:介護予防指導


5.午後介護予防運動指導風景



〈第8回介護予防キャラバン参加印象記〉


むつ総合病院  清水 駿



 7月17日(日)にむつ来さまい館において、第8回介護予防キャラバンが行われました。 
 当日は約40名の参加があり午前中は血圧測定、身長体重測定に始まりTUG、筋力・片脚立位時間測定などが行われました。そして測定項目の結果や介護予防の重要性についてのプレゼンが行われ、参加者の方々の食い入るような様子を見てとることができました。
 午後にはおいらせ病院から板井先生が招かれ講演が行われました。自宅でも簡単にできる介護予防体操の指導を中心に講演され、参加者の方々からは笑顔がみられるなど和やかな雰囲気でした。一方で、会場内には理学療法士についての相談コーナーも設けられており、参加者の相談にも対応することができました。
 今回の介護予防キャラバンをきっかけに地域の人々の健康に対する意識が変わり、健康寿命の向上につながることを期待し、今後も下北地域の医療に貢献していきたいと思います。

むつリハビリテーション病院 岡田晃



平成28 年7 月17 日(土)にむつ市かさまい館でおこなわれた介護予防キャラバンin下北に参加しました。私は、地域リハに関心があり、予防今後の介護予防事業などで集団的に行う必要性が増す中でその時の自分の対応などに課題があると思い参加いたしました。        午前は参加者の運動機能測定と運動指導が行われ、その中で私はTUG測定係でした。参加者が多く会場が狭かったこともあり初めはコースの中に人が入ってくるなどでうまく測定できていなかったのですが、参加者同士で教え合うなどで流れができて順調に測れるようになると意外に早く測定がすすみました。午後はおいらせ病院の板井先生による運動指導が行われました。参加者さんが熱心に聞き入っていましたがその中でも運動だけでなく夜間頻尿への対応の提案などでの特に参加者の反応が良かった印象がありました。
課題もありましたが、参加者が熱心で雰囲気も良く楽しい経験となりました。来年もむつ市で開催されるようですので来年もぜひ参加したいと思います。そして今後もこの経験を活かして地域リハビリテーションに貢献できるようにしていきたいと思います。